FAQ

よくある質問

薬にはどんな種類がありますか?

内服薬、外用薬、注射薬などの種類があります。

 

内服薬 

いわゆる飲み薬のことです。錠剤、カプセル、粉薬、シロップ剤などいろいろな剤型(種類)があります。

 

外用薬 

塗り薬や湿布などの貼り薬、吸入薬、坐薬などです。トローチも外用薬にあたります。

 

注射薬 

薬局で主に取り扱うのは、インスリンなどの自己注射薬となります。

ジェネリック医薬品って何ですか?

医薬品は特許期間が過ぎると、作ったメーカーではない会社が同じ成分で薬を作ることができるようになります。厚生労働省が「先発医薬品と同等」と認めた後発の医薬品のことをジェネリック医薬品といいます。
ジェネリック医薬品のメリットとしては、新薬(先発医薬品)の特許が切れたあとに作られるため、研究開発にかかるコストが大幅に抑えられ、新薬に比べて約2〜7割ほど安く入手できる点です。

もちろん「有効性・安全性は新薬と同等」と国が認可した安全なお薬ですから、安心してご使用いただけます。

飲み方について教えてください。

食前、食間、食後、就寝前など、決められた時間に決められた量を、水またはぬるま湯などで飲みます。

 

食前 : 食事の約30分前

食後 : 食事の後30分以内 
食間 : 食後約2時間経ってから
就寝前 : お休みになる30分以内
※頓服薬とは症状が表れた時だけ、指示通りに服用するお薬です。

 回復したようなので、薬を飲むのをやめてもよいですか?

お薬によっては最後まで飲み切る必要のあるものがございます。

自己判断はせずに処方医の判断を仰ぎましょう。

薬の保存場所はどうしたらよいですか?

錠剤や粉薬などはできるだけ湿度や温度の高い場所を避けて保存してください。

シロップや坐薬はなるべく冷蔵庫に保存するとよいでしょう。

また、子どもの手の届かないところや、ペットが間違って食べたりしない場所に保管しましょう。

残ってしまったお薬はどうしたらよいでしょうか?

処方されたお薬はそのときの症状に対して必要なお薬です。

頓服薬としてもらったお薬以外は基本的には飲みまわしたりしないようにしてください。

お薬には使用期限がありますが、期限に関係なく、シロップ剤であれば1週間、軟膏薬であれば開封後3か月などを目安に廃棄してください。

処方せんはどこの薬局にもっていっても大丈夫ですか?

薬局は自由に選ぶことができますが、薬局を変えると、患者さんの過去のお薬の記録の把握が難しくなりますので、なるべく同じ薬局を「かかりつけ薬局」としてご利用されることをお勧めします。

お薬を届けていただくことはできますか?

訪問服薬管理指導(在宅医療の一環)として、またはかかりつけ薬剤師の一環として行うことは可能です。

お薬をお届けするだけでなく、管理の方法を一緒に考えたり、お薬を飲むためのサポートをいたします。

※所定の料金が発生します。

お薬手帳は必ず必要ですか?

「おくすり手帳」には、薬の服用、アレルギー、副作用などの情報等が記録されます。重複投与(同じ系統のお薬のダブり)を防止したり、副作用の再発防止などに役立つだけでなく、災害にあった時や、旅行先での病気やケガをした場合でも、服用している薬がわかるので安心です。

スマートフォンで管理できる「電子おくすり手帳」もご使用いただけます。

電子おくすり手帳

かかりつけ薬剤師とはなんですか?

ひとりの薬剤師がひとりの患者さんの服薬状況を一カ所の薬局でまとめて管理し、かつ、それを継続して行う機能のことです。

休日や夜間など薬局の開局時間外も、電話で薬の使い方や副作用等、お薬に関する相談に応じています。また、必要に応じて夜間や休日も、処方せんに基づいてお薬をお渡しします。外出が難しい高齢者などの患者さんのお家に伺い、お薬のご説明をしたり、残薬(手元に残っている薬)の確認も行います。

処方せんを代理の者が持っていっても調剤していただけますか?

ご本人でなくても調剤は可能です。

ご家族の方などに処方せんをお持ちいただければお薬をお渡しできます。

処方せんがなくてもお薬をもらうことはできますか?

医療用医薬品の場合は処方箋の原本との引き換えになります。

一般用医薬品(OTC医薬品)を患者さまの容態に応じてお選びすることは可能です。

飲み忘れてしまったり、多く飲んでしまったりした場合どうすればよいでしょうか?

お薬の種類により、対応が異なる場合があります。

自己判断で中止、再服用するのではなく、その都度ご相談ください。

もらった薬が大きくて飲みにくいのですが、どうしたらよいでしょうか?

錠剤を半分に割ったり、粉状にすりつぶしてお渡しすることも可能です。(薬の性質によって、できるお薬とできないお薬があります)。また、ジェネリック医薬品の中には飲みやすさを改善したお薬もありますので、そういったお薬をご紹介させていただきます。